東京都府中市のダストボックス廃止が近づいてる

今年の3月28日(土)、届出上は3月30日(月)から東京都府中市民をやらせていただいてますが、府中市民で何がいいかってことは、まずダストボックスがあることです。通常ゴミ出しは役所が指定した日にちの朝方に、決まった場所に決まった袋に決まった分別方法で行わなければいけないものですが、ここ府中では町中至る所に「ダストボックス」と呼ばれる「ゴミ箱」があり、年がら年中24時間いつでもそこに放り込んでおくだけでOKで、要はコンビニのゴミ箱が町中にあるようなもので、正直非常に便利です。

ところがこのダストボックス、あまりに手軽にゴミが出せる、分別しなくても誰にも文句を言われないので、ごみの量は増えるし分別も徹底出来ない。そういった事情から、かつて多摩地域自治体がこぞって導入したものの、現在では府中市をのぞいては全ての市で廃止されている。

そんな最後の砦だった府中でもとうとう来年、平成22年2月2日に、ダストボックス廃止が決まってしまっています。俺はたまたま通うことになっていた、トーキョーなんちゃら語大学が府中にあったから府中に住んでいるだけですが、府中にマイホームを建てたサラリーマン家庭の大半は、このダストボックの有無が、居住地決定の重要なファクターの一つであることは間違いないと思うので、反発は根強いだろうなと思ってたら、こんなチラシが投函されてました。

とはいっても、もうすでに勤務先のコンビニにも、戸別回収用の専用ゴミ袋が入荷してしまっているようだし、一度撤去されたらここ府中に、そしてここ日本にダストボックスが復活することはもうないでしょう。残念です。