ホンダ・プレスカブ50オーナーになった!

9月25日、2週間待ってようやく待ちに待ったカブの納車日を迎えた。今回購入したのは、車両価格8万円、2000年に日本国内製造で10年落ち、総走行距離9300キロ余りのホンダ・プレスカブ(50cc)だ。ちなみに「プレスカブ」というのは「プレス」と冠された名前の通り新聞配達用に開発されたカブで、100キロあまりもの新聞を運搬するための大きな前カゴやリアキャリアが目立つ、なかなかゴツいモデル。スクーターよりも頑丈なカブが8万円と手頃な値段で出ていたので迷わず購入を決めた。とにかく「外れ」をひくと悲惨なことになる原付中古であるが、この物件はホンダドリーム小牧店の認定中古である点も心強い。

さて小牧のホンダドリームで一通り説明を受けたあと、納車、生まれて初めての公道デビューをいきなり岐阜県羽島市の自宅まで約30キロあまりの旅路で飾った。走り初めは慣れないギアチェンジに手こずり、路上で何度かエンストをかましてしまったが、10分ほどで慣れてきた。そして無事帰宅。一度慣れると調子に乗るもので(笑)、その日は結局隣県の三重県まで遠征、その翌日には滋賀県彦根市まで遠征してしまった。納車2日目にして早くも愛知、岐阜、三重、滋賀の四県制覇。この二日だけで300キロ弱は走った(笑)

こんな感じでカブに乗り始めて今日で10日目。寒い朝にはエンジンの始動に時間がかかること以外は文句の付けようがない素晴らしい仕事をしてくれている。納車前に某所で「プレスカブは新聞配達仕様だから遅い。時速40キロがやっと」という記述を見つけて不安に思っていたがこれが何の、平地で65キロ、坂道は70キロ超えをマークした(良い子はマネしちゃダ(ry)加速も思いのほかずっと速いし、機動性は抜群、正直かなり満足している(笑)さすがは世界6000万台もの販売台数を誇る世界一のバイクだ。その性能はだてじゃない。


しかしこうやってカブを乗り回していると、もっと排気量のでかい普通のバイクが欲しくてたまらなくなる。原付は所詮法定制限速度30キロの世界(この規制自体は時代錯誤だと感じてるけど)、高速にも乗れる自動二輪とはワケが違う。以前はバイクなんて全く興味がわかなかったのに、思わぬ発見。だって二輪で風を感じるの、マジで楽しいんだもん(笑)絶対に自動二輪免許を取る決意を固めた。

若者のバイク離れと言われて久しい。たしかに街で見かけるライダーは中高年ばっかだ。でもね、バイク楽しいよ。一度乗ってみればその魅力が理解できると思う。一原付乗り風情が言うのもなんだけどさ。



ホンダカブは世界一!