2010年はこれだ！位置情報ゲーム、foursquareにハマっちゃったなう

Twitterの次はこれじゃね？今一番イケてる（と僕が思っている）『foursquare』について調べてみた　IDEA*IDEA 百式管理人のライフハックブログ

最初この記事を読んでみても、この「フォースクエア」というSNSの面白さが、どうもよく分からなかった。「Twitterの次はこれじゃね？」という煽りにも、「そんなわけねーだろ」としか思わなかったし、「リア充専用SNS」との表現を見て、ますます自分には関係のないモノであるように思えてならなかった。

しかしTwitterも最初聞いたときに「これ、面白いか？」と思ったまま試すこともなく、その後米国大統領選のキャンペーンやハドソン川の墜落事故やイランの抗議行動の現場でTwitterが活用されたことをきいても自分には関係ない「海の向こうのこと」と決めつけてスルーしていた。しかし去年10月頃に、ホリエモンが始めたりしているのを見て「試しに」導入してみたら結構面白くて、iPhoneを手にしてからは完全に「ハマった」。そしていつのまにやらマスメディアでも「Twitter」の文字をよく見かけるようになり、総理大臣までが始める超メジャーサービスにまでなっていた。今となっては「もっと早くから始めとけばよかった」と後悔している。

こういった経緯があるので「Twitterの次はこれじゃね？」という煽りにのってみることにしたのだ。そう、何事もモノは試しだ。新しいものをみかけたら、まず自分で試してみることが非常に大事、ということが俺がツイッターから学んだ教訓だからだ。

そして、最初は面白さが分からなかった。しかし今では完全にハマってしまった。その理由と、「foursquareのススメ」的なことを書いておきたい。

簡単に言うとこのSNSは、GPS付きケータイやiPhone、Android、BlackBerryなどのモバイル端末から自分が現在いる場所に「check-in」することで、自分がいまどこで何をしているかを通知でき、また自分のfriendsがいまどこで何をしているかが分かる「位置情報ゲーム」だ。そして現時点でその場所に一番多く行った人が「mayor」に就任するシステムだ。

場所の設定は各々が好きにでき、例えば俺は近所の住宅地やファミレスやすき家やマックやコンビニや商店街や駅をfoursquareに登録し、mayorに就任している。そして新しい場所を開拓したり、移動したり、mayorに就任することでポイントが貯まってゆく。

これだけ聞いても何が面白いのかよく分からないと思う。正直自分もどこが面白いのかと説明を求められたら、答えに窮してしまうかもしれない。だが自分がハマっている理由をあげるとするなら、それは「Twitterとの連携の良さ」と「現実世界に極めて深くリンクするゲームとしての面白さ」だろう。

まず前者。このfoursquareのiPhoneアプリは、Twitterとの（そしてFacebookとの）相性がとても良い。Twitterの面白さとして、自分が今どこで何をしているかを表現できる楽しみもあるとおもう（それがいわゆる、◯◯なう。だろう）けれど、このfoursquareを利用すればそれを気軽に実現できる。foursquareでcheck-inすると即座に「I'm at ローソンストア飛田給店 (飛田給1-25-5, 調布市)」のように、Twitterにポストされるのだ。それにコメントも加えられる。その場合は「TOKYO脱出。神奈川近いなー (@ 東京都•神奈川県境@川崎街道) 」のようになる。

そして後者、「現実世界に極めて深くリンクするゲームとしての面白さ」は、現実に自分が訪れたりする場所を開拓して、自分がmayorに就任することで「征服」したかのような感覚が味わえるゲームとしての楽しさだ。特に自分が開拓したりmayorになった場所に他人がcheck-inしたりすると、自分が領主になったかのような気分に若干だがなれる。そして他の人がmayorになって自分が「解任」されてしまうと悔しい。「領土奪還」を目指して、足繁くそこに通ってcheck-inしまくることになる。現実の場所を舞台に領土争いを繰り広げるゲームをしている感じが、俺がハマっている最大の原因かもしれない。

先日、気分転換に自転車でサイクリングに出かけた。本当は近所のコンビニにでも行こうかと思ったのだが、気が変わって都内を脱出し、川崎まで行ってしまった。その際、俺はあらゆる場所でcheck-inしまくってみた。（その顛末は http://twilog.org/takechiyo_yam/date-100207 ）

こういった旅をしている時には、実況中継的な楽しみも加わる。「多摩川だ！」「まだ都内か」「神奈川県突入！」「ここで休憩中」「こんなところにこんなものが」などと、自分の思いつきや感想や感動を即座に、そして気軽にシェアできる感覚も新鮮だ。

というわけでTwitterにハマってる人、移動や旅が好きな人、iPhonersには是非この「foursquare」、一度試してみることをオススメします。個人的に府中市西部、調布市東部、京王線沿線にお住まいの方はふるってご参加を。